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Posted by あしたさぬき.JP at

2014年12月25日

ご支援くださった皆様へ~今後の流れについて

12月14日のプロジェクト成立から10日が過ぎました。

ご支援くださった皆様に、改めて御礼申し上げます。

さて、今後のプロジェクトの流れ、引換券への対応などについて、現状の予定をご報告致します。

(1)15個の不便改善グッズの制作がすべて終わるのが年が明けて3月か4月と想定しています。

(2)サンクスレターは15個の完成品ができた段階でデザイン制作し、発送させていただきます。

(3)10,000円引換券支援をいただいた皆様には、サンサンの制作物の中からお好きなモデルを選んでいただき、そのモデルを出力してお届けします。来週から、順次、メールにてモデル選びのお知らせを致しますので、よろしくお願いします。

(4)30,000円「オーナー権」引換券支援をいただいた方へ。

①どのような「不便改善グッズ」を希望されているかの、ヒアリングのメールを差し上げます。
②オリジナル貯金箱プレゼントの手順をお知らせするメールを差し上げます。

(5)30,000円「おまかせオーナー権」引換券支援をいただいた方へ。

①サンサンに集まってくる「不便改善アイデア」の中から、当方でマッチングし、デザイン制作・3D出力を行います。
②オリジナル貯金箱プレゼントの手順をお知らせするメールを差し上げます。

(6)ひとつの不便グッズを制作することには、時間と手間がかかります。以下の手順を15個分、これから行います。

①不便を感じている当事者からのヒアリング。ご家族、支援者からのアイデア提供をいただく。或いは集める。

②メールや電話で詳しく内容をお聞きして、3Dモデルデータのデザイン、設計、作成に入ります。

③第1案の3Dモデルデータができて、3Dプリンタで出力し、当事者の方に届けます。

④当事者の方に使っていただき、改善点を出してもらいます。

⑤改善点に対応して、3Dモデルデータの修正を行い、再度3Dプリント出力、再度当事者の方に試用してもらいます。

⑥上記の③から⑤の過程を繰り返し行い、最終的に好きな色やお名前やアクセントについてヒアリングし、3Dモデルに反映して最終完成品を造形、お届けします。

⑦プロジェクトメンバーは毎日、フルタイムで働けない状況です。

障害を持っている方の就労支援事業所としてこのプロジェクトを実行しています。通所して来ているメンバーが3Dモデル作成ソフトを習得し活動を行っていますが、月曜日から金曜日の毎日通所できるメンバーの方が少ないのが現状です。
月、水、金の週3回通所で作業する。週1回の通所であとは体調の許す時間帯で在宅で作業する。そういったメンバーで手分けして行います。
ですので、少し、時間がかかることをご了承ください。

(7)「不便改善アイデア」の収集について

現在、次の皆様との連携でニーズを集めています。

・肢体不自由児教育 香川県立高松養護学校様
http://www.kagawa-edu.jp/takayo01/

・SMA(脊髄性筋委縮症)家族の会様
http://www.sma-kazoku.net/

・香川県内の障害福祉サービス事業所
・香川県内の介護施設
・香川県外の肢体不自由児教育校

高松養護学校様については、当事業所から徒歩1分半の距離にあるご近所として、プロジェクトの成立を待たずに11月に連携を快諾いただき、20数名の先生方から「アイデアシート」を提出いただいています。
まずは、先行して15個のうちのいくつかは、高松養護さまのアイデアを具現化したいと考えています。

これら教育現場で求められるものを開発した実績をもとに、「サンサン」として全国の肢体不自由児教育校へご案内し仕事として受託を得、障害者の就労事業所の生産活動に結び付け、安定的な「仕事」「福祉補助用具商品」として根付かせてゆきたいと考えています。

今回の皆様のご支援は、1度限り、15個の不便さの改善だけでなく、将来に繋がる活動のスターター支援として、有益なものとさせていただく所存です。

以上、長丁場での活動、途中経過ご報告を続けてゆくことになりますので、今後ともお付き合いの程、よろしくお願い致します。

プロジェクト実行責任者 三野 晃一

プロジェクトメンバー一同
  

Posted by 障害者・高齢者3Dプリンタファクトリー at 17:00Comments(0)広報・PR活動